ちんちゃんの絵空事

感じたこと、考えたこと、アイデア、嘘、フィクション

気がついた、今までどんな場所にでも適応出来なかった事に

 

今までどんな場所にでも適応できる人間だと思っていた

 

分刻みに詰められたスケジュールや予定のないスローライフ

 

どちらもそつなくこなす事ができた

 

軍隊のように厳しかった部活動、自分とのストイックさで練習の質を上げてきた部活動

 

どちらでも高水準の結果を残すことができた

 

どんな場所にでも適応できると今までの人生の選択な場面は自信を持って決めてきた

 

 

でも、そうじゃないって事に気づいてしまった

 

最近ゴルフのラウンドに行って友達と写真を撮ってその携帯を地面に置いて球を打って、携帯を忘れたまま次のホールに進んでしまった

 

携帯がない事に気が付いたのは18番ホール終わったところ

 

「ああ、どこかで落としてしまった」

 

と気がついたんだけど、後ろの組が拾ってくれているだろう、今ラウンド管理の人に言っても手元には戻らない

 

とそのまま風呂に入って着替えを済ませた

 

 

帰り際にそろそろ誰かが拾ってくれているなら届いているだろうとラウンド管理の人に携帯電話の落とし物がないか確認しに行くときちんと届いていた

 

ラウンド管理人「誰も言いに来ないから心配してたんだよ」

 

僕「焦っても仕方ないんで、一旦風呂に入って落ち着こうと思って」

 

ラウンド管理人「ああ、そうなんですね」

 

友人「彼、マイペースなところあるんで」

 

ラウンド管理人「笑笑、、もし届かなかった時に探しに行けるから次から早めに連絡してね」

 

と、無事に携帯回収

 

自分なりに理由があって遅く連絡したが、無くした物があれば早く連絡するのが良いらしい

 

 

こんな感じでぼくはマイペースな人間だと気付かされたのだった

 

 

鬼のような部活動も、体育会バイトも周りが早く動いているから早く動いているように錯覚していただけ

 

ずっと自分のペースで動き続けていただけだった

 

適応能力が高いわけではなく、どんな環境にいても自分のペースを崩さない強心臓人間だった

今までどこにも適応できていなかったのかもしれない

 

 

頑なに自分のペースで動き続ける化け物

 

 

これからも自分のペースで生きていくと決意したのだった。