ちんちゃんの絵空事

感じたこと、考えたこと、アイデア、嘘、フィクション

ロシア放浪記Ⅲ 〜海外でよくある詐欺〜

 

 

モスクワの都市の中心街は革命広場を中心に円状に広がっている

 

円状に栄えた町の大きな道は環状線状に作られていて全て一方通行になっている

曲がり損ねでもすれば一大事だ

 

あと、土地がアホみたいにあるせいか車道歩道ともにとても広く歩きやすい町だ

 

 

あの有名な赤の広場!!モスクワの文化遺産旧ロシア国の宮殿クレムリンに行ってきたf:id:chinchanchang:20190921091833j:image

 

 

建物の感じ!かわいい!

日本にない色の使い方!

日本にない建物の形!

 

 

と、クレムリンに浸っているとphoto!photoと半ば強引に民族衣装を着た2メートル級のロシア人率いる4人組と一緒に写真を撮ることになった

 

あ!これ知ってる知ってる!!

この後お金せびられるやつやん

 

と察した2人の不安は的中し

 

ロシア人が手を出してmoney、moneyとロシアの紙幣を見せながら言ってきた

 

とりあえず理由を聞いてみた

なぜ?

写真を撮っただろ?君たちはお金を払わないといけないよ

写真を撮ってと頼んだ覚えはない

お金をくれ

写真は要らないよ

君たちは仕事をしているかい?

いや、僕らは学生だ

これは僕たちの仕事なんだ、だからお金をもらわないといけない

 

 

正直この手のトラブルが好きじゃないので穏便に適当にお金を払って済ましたかったが

手持ちの金が少なかったこと

払ったら負けた気がすること

から払う気は一切無かった

 

 

僕たちは写真を撮りたいと言っていないと伝えてiPhoneの写真フォルダーを開けた

 

この写真のことを君たちは言ってるんだろ?

 

なら、もともと必要ないし消すよ

 

と、トラブルの原因となった写真を全部消すのを見せた

 

するとロシア人は少し戸惑った様子を見せた

 

 

隙ができた!逃げるなら今や!

と、相方のキノコの手をもって

 

「今や逃げるぞ」

 

文化遺産を前に爆走をぶちかまし

 

民族衣装で走れるわけもなく

 

簡単に逃走完了

 

赤の広場を走ってるせいか気分は赤いタータンの上を走ってる気分でした

 

 

民族衣装の人とは写真を撮らないに越したことはないです

 

気付いたら上手いこと写真撮らされてるんだよなっ仕事にしてるくらいやもんなっ

 

仕事にしてる割には写真取るまでの流れは完璧やったけど写真はうんこやったけどなっ!!

 

 

ロシア放浪記モスクワ編〜完〜